「写真の楽しみ方は撮影だけではないはず」
そんな想いからharenohi関西で「お気に入りの写真集を持ち寄ろうの会」を企画しました。
5名の方に参加して頂き、13冊の写真集が梅田のコワーキングスペースに持ち込まれました。
果たして皆さんはどんな写真集を持ってきてくれたのでしょうか?
みんなが持ち寄った好きな写真集
企画者の私(@_takesanpo)が選んだのは
の3冊です。
「ファーストアルバム」はロックバンド銀杏BOYZのジャケット写真を手掛ける川島小鳥さんが実際に使われた写真や使用されなかった未公開写真を再編集した写真集。
「愛情観察」は、まあ見てみてください。
「DISTANT DRUMS」は濱田英明さんが最近発表した写真集。重厚な装幀なので所有欲がとても満たされます。
無意識だったのですが、ポートレートやスナップといった好きなジャンルのものをチョイスしています。
うすきー(@__usky)さんが選んだのは、次の3冊。
- <彼女>の撮り方 / 青山裕企
- 祈り / 宮崎あおい
- 1970年、二十歳の憧憬 / ハービー・山口
「<彼女>の撮り方」は半自伝のエッセイや撮影する上での考え方などの文章が中心。
「祈り」は女優の宮崎あおいさんが中国の滞在を通して撮影した写真とその時に感じた気持ちを綴った旅行記。
「1970年、二十歳の憧憬」は作者が20歳のときに撮影した70年代のスナップ写真が中心、歴史を感じます。
3冊に共通しているのが、撮影者の感情などがテキストとして多く含まれている点です。人によって写真集のチョイスに差が出るのも面白いですね。
クロギタロウ(@taroimo0629)さんが選んだのは、次の2冊。
- ON READING / アンドレ・ケルテス
- またたび / 菊池亜希子
「ON READING」は本を読んでいる人やものだけを撮影した本が好きなクロギさんらしいチョイス。
「またたび」はクロギさんの好きな菊池亜希子さんの旅行記で、ほぼ全編に渡り中判フィルムカメラのハッセルブラッドで撮影されています。
TK(@takuya096)さんが選んだのは、次の3冊。
- TRANSIT 42号
- 50mm / 高城剛
- DISTANT DRUMS / 濱田英明
「TRANSIT 42号」には、濱田英明さんの「ハルとミナ」で有名な息子さん達の写真が載っているからチョイスしたとのこと。
「50mm」は高城剛さんが焦点距離50mmのレンズで撮影した写真のみが掲載されていて、同士の名著「LIFE PACKING」と対をなすシリーズという位置付けだそう。
「DISTANT DRUMS」は私もチョイスしており、今回唯一被った写真集でした。
しゅんさんぽさん(@shunsanpo)が選んだのは、次の2冊。
ブログから人気になり書籍化された、とある一家のお父さんが家族の日常を撮影した本です。クスっと笑ってしまう文章が温かい家族の写真1枚ごとに添えられています。
最後にどの写真集が好きだったか投票
最後に、他の参加者の方が持ってきてくれた写真集の中から、それぞれが好きだったもの2冊ずつ選んで頂きました。
その結果人気だったのが、2票ずつ同率1位の次の4冊でした。
写真集を買ってみよう
写真撮影が趣味だけど、写真集は買ったことがないという方も多いはず。
「こんな写真の撮り方があるのか」「こんな色味いいなぁ」「こんな文章を添えるとより写真が魅力的になるのか」など学ぶことが沢山見つかります。
これを機に、お気に入りの写真集を見つけてみませんか?